「今年は、『閏年(うるうどし)』で1日多いねぇ。しかも 『うるう秒』もあるから
合計で 1日と1秒 長い年だねぇ」と。
「えっ? うるう秒!?」
皆さん!『うるう秒』って知ってました?
【 うるう秒 】
協定世界時において、
原子時計による時刻系「原子時(TAI)」と、
地球の自転に基づく時刻系「世界時(UT1)」の
誤差を調整するために、追加(あるいは削除)される1秒のこと。
原子時(TAI)とは
「原子や分子が二つのエネルギー準位間の遷移によって、
ある特定の振動数を持つマイクロ波を放射する」 原理を利用した原子時計
世界時(UT1)とは
地球の自転に基づく世界時は、太陽が朝に出て夕方に沈むといった、
日常生活に関係する時間観念
地球の自転速度が一定でないために必要とされる。
TAIとUT1の誤差が0.9秒以上開くことが予想された場合に、
原子時計の時刻に1秒を挿入して調整する。
1972年6月30日に第1回の調整(1秒追加)が行われた。
2012年1月現在、過去に24回追加されており、削除された実績はない。
次回の実施予定
日本標準時では、2012年7月1日に「8時59分60秒」を追加する
と、
うるう年のように決まった周期ではなく、ずれてきた時にだけ調整を行なうものでした。
ここ40年くらいの間に24回も調整してたのに、恥ずかしながら知りませんでした。
また勉強になりました^^ありがとうございました。